[ベトナム株]日立造船、ベトナムで廃棄物処理事業に参入

  日立造船株式会社(大阪氏住之江区)は、海外事業として廃棄物処理プラントの工事を手掛けてきたが、海外売上高を安定させるため、ベトナムで廃棄物処理事業に参入する。   同事業は、最終処分場で埋め立て処理していたベトナムの食品廃棄物をメタン発酵し、発生したメタンガスのほかメタン発酵後の残渣(ざんさ)も肥料として現地で販売するもの。   具体的には、ホーチミン市のビンディエン卸売市場に数億円をかけて廃棄物処理施設を設置し、同市場で1日約50t発生する食品廃棄物などをメタン発酵する。発生したメタンガスは市場内の食品加工業者に軽油の代替燃料として販売し、メタン発酵後の残渣(ざんさ)からは堆肥および液肥を生産、現地の農家などに向けて販売する。同施設は2016年秋に稼動する予定。(情報提供:VERAC)
日立造船株式会社(大阪氏住之江区)は、海外事業として廃棄物処理プラントの工事を手掛けてきたが、海外売上高を安定させるため、ベトナムで廃棄物処理事業に参入する。
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2014-07-17 18:30