日経平均は3日続落、好決算銘柄が高い=長島和弘

■今日の動きから  7月18日の東京株式市場、日経平均株価は154円55銭安の1万5215円71銭と3営業日続落しました。ウクライナ東部でマレーシア航空機が墜落。中東情勢の緊迫化を受け、米国株式市場が下落したことを嫌気し、主力の輸出関連中心に軟調展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は15、値下り銘柄数は206、変わらずは4。東証1部上場値上り289銘柄、値下り1427銘柄、変わらず99。全33業種中鉱業と陸運業を除く31業種が値下り。TOPIXも3日続落。マザーズは3日ぶりに反発。東証REITは反発しました。  日経225採用銘柄では、富士通(東1: <6702> )が年初来の高値を更新しましたが、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> やファーストリテ <9983> 、ファナック <6954> など下落、主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も下落し、方向感に乏しい展開となりました。  3連休前でこれまで上昇していた銘柄に手仕舞い売りは見られているが、東証1部市場では、ゲンキー <2772> やリコーリース <8566> 、安川電 <6506> など、好決算を発表した銘柄が買われ、4-6月期決算決算に対する期待感は高まっており、個別に好業績銘柄を物色する動きは見られそうだ。(執筆者:長島和弘)
3連休前でこれまで上昇していた銘柄に手仕舞い売りは見られているが、東証1部市場では、ゲンキーやリコーリース、安川電など、好決算を発表した銘柄が買われ、4-6月期決算決算に対する期待感は高まっており、個別に好業績銘柄を物色する動きは見られそうだ。
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2014-07-18 15:30