サムスン幹部らボーナスの一部「自主返還」 責任と努力を約束=中国メディア

 中国メディアの電子工程網は19日、サムスン電子の2014年第2四半期の営業利益が市場予測を大きく下回る見通しであることを紹介したうえで、海外メディアの報道を引用し「サムスンの携帯電話事業部の約200人の幹部がボーナスの一部を自主返還した」と伝えた。  記事は、関係者の声として「携帯電話事業部の幹部らが自主的にボーナスの一部を返還することは減益の責任を負うことを意味すると同時に、今後さらなる努力を約束することの現れ」と報じた。  さらに、韓国では企業業績を理由にボーナス返還などが行われるのは珍しいことではないと紹介、「上場企業の幹部は減益時などにしばしばボーナス返還という手段を取る」と伝えた。  携帯電話事業はサムスンにとって「稼ぎ頭」だが、記事は「低価格と豊富な機能を強みとする中国メーカーにシェアを侵食されている」と紹介。  さらに世界の35カ国を対象とした市場調査の結果として、サムスンのフラッグシップモデルであるGalaxy S5が5月に販売台数でiPhone 5sに抜かれたことを紹介、「サムスンにとって理想的な展開とはいえない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Mingman Srilakorn/123RF.COM)
中国メディアの電子工程網は19日、サムスン電子の2014年第2四半期の営業利益が市場予測を大きく下回る見通しであることを紹介したうえで、海外メディアの報道を引用し「サムスンの携帯電話事業部の約200人の幹部がボーナスの一部を自主返還した」と伝えた。(イメージ写真提供:(C)Mingman Srilakorn/123RF.COM)
korea,economic,industry,company
2014-07-19 17:45