【今日のドル円】地政学的リスクと米経済指標の両にらみ、ドル買い材料なるか注目
昨日のドル/円は東京市場休場の中、マレーシア航空機撃墜問題やイスラエルのガザ地区侵攻問題といった不透明要因がくすぶる中でもじり高で推移した。VIX指数は前週17日に急上昇した後は小動きとなっている事から、市場は過度に懸念しているようではない模様である。よって、これらの問題が深刻化しなければ、本日は米経済指標に市場の関心が集まる可能性がある。
本日、米国では経済イベントが複数予定されており、その中でも6月消費者物価指数(21:30)が注目されよう。先月、同指標が予想を上回った事をきっかけにドル/円が上昇したのは記憶に新しいところであり、今回も市場予想(前年比+2.1%)を上回ればドル買い材料となる可能性がある。
その場合、ドル/円は日足の一目均衡表の基準線(本稿執筆時点では101.692円)に向けた上伸もあるだろう。それ以外にも、米6月中古住宅販売件数(23:00)や米企業決算もあり、こちらも注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は東京市場休場の中、マレーシア航空機撃墜問題やイスラエルのガザ地区侵攻問題といった不透明要因がくすぶる中でもじり高で推移した。VIX指数は前週17日に急上昇した後は小動きとなっている事から、市場は過度に懸念しているようではない模様である。
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2014-07-22 10:00