スポット金と原油先物とも反発
週明け(21日)のスポット金は反発し、終値は1310.0ドルをを上回った。米国株が下落したことに加え、先週のウクライナ東部での航空機撃墜やパレスチナ自治区ガザでの絶え間ない戦闘で、政治的緊張が高まったことが背景に、安全な逃避先としての金の需要が拡大した。また、世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの先週末(18日)の金保有高は1.8トン増の805.14トンだった。
ウクライナ危機をめぐりロシアと西側諸国が対立する危険性が高まる中、21日のNY原油先物9月限は上昇した。イラン核問題の包括的な解決に向けて協議を行っていた欧米など6カ国とイランが、交渉期限を4カ月間延長することで合意したとの報を受け、一時下落も見せたが、オバマ米大統領がロシアのプーチン大統領に対し、ウクライナ東部でのマレーシア機撃墜事件の国際調査に親ロシア派武装組織を強制的に協力させるよう圧力をかけたことから、相場は反転した。(情報提供:東岳証券株式会社)
週明け(21日)のスポット金は反発し、終値は1310.0ドルをを上回った。米国株が下落したことに加え、先週のウクライナ東部での航空機撃墜やパレスチナ自治区ガザでの絶え間ない戦闘で、政治的緊張が高まったことが背景に、安全な逃避先としての金の需要が拡大した。
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2014-07-22 11:00