キョーリンHが過活動膀胱治療薬のライセンス契約を締結

 キョーリン製薬ホールディングス <4569> が22日引け後、新たな国内ライセンス契約の締結を発表した。  子会社の杏林製薬が、米国メルク社が開発中の過活動膀胱治療薬「ビべグロン」について、日本国内の独占的な開発権、製造販売権の取得、および、マイルストーンペイメントの支払いについて、ライセンス契約を締結したという。  「ビべグロン」はメルク社が創製した過活動膀胱治療薬で、蓄尿期におけるノルアドレナリンによる膀胱弛緩作用の増強で膀胱容量を増大させることで、尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の症状を改善する。  同治療薬はメルク社により、日本国内や海外でPh2bまでの臨床試験が終了しており、今後は杏林製薬が国内のPh3臨床試験を実施していく計画としている。  キョーリンHの22日の終値は、13円高の2151円。(編集担当:片岡利文)
キョーリン製薬ホールディングスが22日引け後、新たな国内ライセンス契約の締結を発表した。
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2014-07-22 15:30