上振れが期待される最高益予想の2月決算銘柄は=金山敏之 

 先月下旬からスタートした小売りを中心とした2月期決算企業の第1四半期決算発表も先週で出尽くしました。こうしたなか今月7日の投資のヒントでは、4日までに決算を発表した過去最高益更新予想の2月期決算銘柄を、さらに17日には7日以降に決算を発表した最高益予想銘柄を取り上げましたが、こうした銘柄では決算発表から一定期間が経過し、決算を受けてのアナリストの業績見通しの見直しも進んだと考えられます。     そこで今回は、2月期決算の最高益予想企業で見直されたコンセンサス予想が会社予想を上回る銘柄、つまり業績の上振れが期待されている最高益銘柄をピックアップしてみました。ローソン <2651> やイズミ <8273> 、ニトリHD <9843> では決算後にコンセンサス予想が見直されたことで、決算前に会社予想を下回っていたコンセンサス予想が小幅ながら会社予想を上回ることになっています。また、ABCマート <2670> ではコンセンサス予想の見直しで会社予想とのかい離が一段と開き、コンセンサス予想が会社予想を9%近くも上回る格好となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は、2月期決算の最高益予想企業で見直されたコンセンサス予想が会社予想を上回る銘柄、つまり業績の上振れが期待されている最高益銘柄をピックアップしてみました。
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2014-07-22 18:00