サヨナラは8月のララバイ=広木隆
夏の歌といえば稲垣潤一の『夏のクラクション』とともに『サヨナラは八月のララバイ』を思い出す。今の世の中はEXILE全盛だけど、スタイルが良くて歌って踊れてカッコいいといえば昔は吉川晃司であった。まあ、「踊れて」のところはちょっと微妙で、ダンスというよりアクションというようなものではあったけど。
その吉川晃司が今年でデビュー30周年を迎えるという。僕も歳をとるわけだ。それでもいまだに彼がデビュー曲『モニカ』をひっさげて登場した時の印象は鮮烈に覚えている。
吉川晃司が1984年6月にリリースした2枚目のシングルが『サヨナラは八月のララバイ』である。作詞:売野雅勇/作曲:NOBODY/編曲:大村雅朗という、当時の歌謡曲通であれば感涙にむせぶようなキャスティングで作られている。NOBODYはあまり知られていないかもしれないが、矢沢永吉のバックバンドを長く務めていた。彼らが…
(執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
夏の歌といえば稲垣潤一の『夏のクラクション』とともに『サヨナラは八月のララバイ』を思い出す。今の世の中はEXILE全盛だけど、スタイルが良くて歌って踊れてカッコいいといえば昔は吉川晃司であった。まあ、「踊れて」のところはちょっと微妙で、ダンスというよりアクションというようなものではあったけど。
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2014-07-22 18:15