メルコが朝方に年初来高値を更新、１Ｑ営業利益は５．６倍に

　メルコホールディングス <6676> が続急伸。午前９時９分に２４０４円まで買われ、年初来高値を更新したが、その後は上げ幅を縮小している。 　同社が２３日引け後に発表した今３月期第１四半期業績は、売上高が前年同期比２０．２％減の１９７億４３００万円と減収に終わったのに対して、営業利益は同５．６倍の１１億３９００万円、純利益は同３．３倍の９億２２００万円と急拡大した。 　外付けハードディスクなどストレージ製品において、海外市場で低収益製品の販売を抑制したことなどが減収要因となったものの、高付加価値製品の販売強化、原価低減策などが奏功し、利益水準が大幅改善したという。 　今３月期の９月中間期計画は、売上高４１０億円（前期比１３．２％減）、営業利益１３億円（同３．１倍）の従来予想を据え置いている。（編集担当：片岡利文）