石塚硝は後場急落、第1四半期は減収減益、営業益34%減

 石塚硝子 <5204> は23日午後1時に15年3月期第1四半期の決算を発表。株価は直後に11円安(4.91%安)の213円まで下落した。売上高が前年同期比1.5%減の153億8800万円、営業利益が同34.0%減の5億500万円と減収減益だったことが嫌気されて下げ基調を強めた格好。  消費税率引き上げ前に受注が増加した反動で、ガラスびんの出荷が落ち込んだ。ハウスウェア関連は中東向けの輸出再開で出荷が伸びたものの、企業向け景品の出荷時期遅れが響き、紙容器は既存ユーザーへの売上が伸び悩んだ。一方、プラスチック容器は大手ユーザーへの新製品用プリフォーム獲得のほか、新規顧客の獲得で増収だった。  業績予想は据え置いており、14年9月中間期では、売上高315億円(前年同期比1.2%増)、営業利益6億円(同32.5%減)を計画している。(編集担当:宮川子平)
石塚硝子は23日午後1時に15年3月期第1四半期の決算を発表。株価は直後に11円安(4.91%安)の213円まで下落した。
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2014-07-23 13:15