エプコのフェアバリューをいちよしが引き下げ

 エプコ <2311> に対して、いちよし経済研究所が22日付でリポートを発行した。  同研究所による今14年12月期の営業利益予想は、8億5000万円から5億5000万円に引き下げ。会社計画の8億4400万円(前期比0.5%増)を大きく下回るとみている。  消費増税前需要の反動減で新規住宅着工が落ち込んだことから、主力の設計コンサルティング事業で営業利益が34%減と大幅減益を予想。期待されるスマートエネルギー事業についても、事業の立ち上げの早さは評価しながらも、政府によるガイドラインの遅れや、大手企業による内製化の可能性などから「現時点では先行者としてのポジションを築いているとは言い難い」と見ており、収益化には時間がかかるとコメントしている。  これらの要因から、同リポートではフェアバリューを1900円から1600円に引き下げ、レーティングは中位の「B」を継続した。  エプコの23日の株価は、軟調に推移。午後2時15分には28円安(1.5%安)の1850円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
エプコに対して、いちよし経済研究所が22日付でリポートを発行した。
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2014-07-23 14:30