決算発表本格化を前に注意が必要な銘柄をチェック=金山敏之

 3月期決算企業の第1四半期決算がスタートします。こうしたなか本日の日本経済新聞では、プロの視点から4-6月期決算のポイントを解説しています。そのなかでトヨタ <7203> やJXHD <5020> 、富士重工業 <7270> など会社予想と市場予想の開きが大きいものを数銘柄取り上げています。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に営業利益の市場予想が会社予想を1割以上上回り、市場予想と会社予想とのかい離が大きい銘柄をチェックしてみました。  日本経済新聞ではこうした企業の決算で想定を上回る決算内容が確認できれば株式相場の押し上げに一役買いそうだと解説していますが、反対にマーケットの期待が大きいだけに想定を下回る内容だと失望にもなりやすく、高値圏にある銘柄も多いなか、どちらにしても注意が必要な銘柄だといえます。ピックアップした銘柄のなかで特にかい離が大きいのがコナミ <9766> やバンダイナムコHD <7832> で、そのほかにも市場予想が会社予想を2割以上上回るような銘柄も幾つかみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に営業利益の市場予想が会社予想を1割以上上回り、市場予想と会社予想とのかい離が大きい銘柄をチェックしてみました。
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2014-07-23 18:00