ビューティガレージは8営業日続伸、中期経営計画に期待

  理美容機器や業務用化粧品の販売を手掛ける、ビューティガレージ <3180> (東マ)は、7月23日(水)31円高(+1.16%)の2700円と8営業日続伸と堅調だ。中期経営計画実現への期待感を背景に底値からリバウンド相場入りを鮮明にしており、今後も押し目買い優位に上昇基調を強めると予想される。   同社は設立以来、「美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献する」ことをミッションとして、プロ向け美容商材のインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を主軸とした物販事業と、ビューティサロンの開業支援事業に注力してきたが、今後は、当社ビジョンである「開業と繁盛を総合支援する、サロンコンシェルジュNo.1企業」を実現するために、次の3カ年を「高い収益性と継続的な成長が可能なビジネスモデルを確立させるステージ」と位置付けた中期経営計画を6月に策定済み。   中期経営計画では、成長市場である美容業界B to B電子商取引市場において、デファクトスタンダードとなる圧倒的No.1の地位を確立。化粧品、消耗品等のリピート商材拡充により、フロー&ストック型の収益構造に転換。SPA方式活用による「PB商品」開発力を強化、ヒット商品の創出と売上総利益率の改善を実現。「開業支援」+「経営支援」ソリューション充実による総合受注促進の4本柱の成長戦略を掲げ、最終年度となる2017年4月期は、売上高100億円、経常利益7億円、経常利益率7.0%を目指している。   今15年4月期は、売上高73億9000万円(前期比14.4%増)、営業利益3億4900万円(同15.2%増)、経常利益3億5200万円(同19.3%増)、純利益2億1800万円(同26.8%増)と2期ぶりに最高益更新を見込んでいる。期末配当について実施する予定だが、金額は未定としている。   株価は、昨年5月23日につけた上場来の高値5320円から5月23日に上場来の安値1545円まで調整を挟んで上昇。13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けゴールデンクロスを示現し、騰勢を強めている。物販事業では、パソコンサイトのほか、スマホサイト経由の売上高の伸びが顕著。また、店舗設計事業では、「カリスマ美容師ブーム」の時期に美容師になった男性美容師が独立し、新規開業が増加傾向にあり、中期経営計画実現への期待感が高まっている。今期予想PER14倍台と割高感はなく、押し目買い優位に上昇基調を一段と強めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
理美容機器や業務用化粧品の販売を手掛ける、ビューティガレージ<3180>(東マ)は、7月23日(水)31円高(+1.16%)の2700円と8営業日続伸と堅調だ。
economic
2014-07-24 09:00