日経平均は21円高スタート、日本電産や日産自が買われる
24日の日経平均株価は、21円72銭高の1万5350円28銭で寄り付いた。
米国株式市場は主力企業の四半期決算が相次ぎ、NYダウが26ドル安と小幅に反落したが、S&P500指数は過去最高を更新している。
また、ウクライナやイスラエルなどの情勢がやや落ち着いていることもあり、日経平均は小幅高でスタート、21円高で寄り付いた。外国為替市場ではドルが101円半ばでのもみ合いが続いている。
個別では、1対2の株式分割や米企業の買収を発表したキトー <6409> が買い気配。4―6月期営業利益の増益見通しが観測された日産自動車 <7201> や、バイオマス発電による温水でウナギ養殖に乗り出す方針のエナリス <6079> 、4―6月期営業利益が7年ぶりの最高益のもようと報じられたミネベア <6479> なども買い気配でスタートしている。
また、今3月期の業績および配当予想を上方修正した日本電産 <6594> が急伸し、4―6月期営業利益が2割増と観測された富士フイルムホールディングス <4901> も買いが先行している。
一方、6月中間期業績予想を上方修正した電算システム <3630> が売り気配でスタート。今12月期予想を上方修正したキヤノンマーケティングジャパン <8060> は大幅安となり、4―6月期営業利益が4割以上増加と報じられたマツダ <7261> も弱含んでいる。(編集担当:片岡利文)
24日の日経平均株価は、21円72銭高の1万5350円28銭で寄り付いた。
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2014-07-24 08:15