メドピアは「MedPeer」をテコに高成長路線を走る
メドピア <6095> (東マ)の人気再燃が近い。6月27日にマザーズ市場に新規上場したニューフェース銘柄。上場当日は公募価格4000円に対し初値は9250円の爆発的なスタートを切った。当日はさらに1万円の高値まで買い進まれた。これだけ人気が高揚すれば、以後は利食い人気が優先するのは当然の流れだ。しかし、10日、11日の7200円台への下押しで底入れを完了、以後は戻り足を強める展開。
同社は、医師専用の会員制コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営している。「MedPeer」は、医師の疑問と回答を医師同士の連鎖で結び付け、「集合知」を形成している。医師である「MedPeer」会員は無料でサービスを利用することができる。また、製薬企業に対して「医師集合知」の閲覧や、医療用医薬品の広告掲載枠を提供するとともに、人材紹介会社へ医師の求職者情報を提供すること等により収益を確保している。
今2014年9月期の3月中間決算は売上げ4億5200万円(前年同期は未公表)、営業利益1億3600万円(同)を確保。9月通期については売上げ9億100万円(前期比56.8%増)、営業利益2億2400万円(同2.5倍増)の大幅増収益を見込んでいる。
製薬企業の営業・マーケティング活動、特に自社医薬品にかかる情報提供。及び臨床現場から情報収集を積極的に行い、医師会員の獲得及び製薬企業に向けての営業を推進している。日本は超高齢社会を迎えており、限られた資源の中で高度な医療・介護サービスの展開を求められている。そうした中、同社は市場背景を的確に捉えながら、医療チームのトップである医師の集合知を蓄積し利用可能なものにしていくことで、医療の質を向上させていく方針だ。そうしたビジネスモデルは投資家の高い評価を獲得しつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
メドピア<6095>(東マ)の人気再燃が近い。6月27日にマザーズ市場に新規上場したニューフェース銘柄。
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2014-07-24 10:30