ファナック、第1四半期は経常益9割増、業績予想は据え置き

 ファナック <6954> は24日引け後、15年3月期第1四半期の連結決算を発表した。  売上高は前年同期比53.5%増の1633億1500万円、経常利益は同91.3%増の695億9800万円、純利益は同99.0%増の451億9100万円だった。設備投資が回復傾向にあり、FA部門は国内や中国、欧州で回復の動きが継続。ロボット部門は米国で好調を維持したほか、アジアでも需要が拡大し、ロボマシン部門はIT関連で一時的に需要が伸び、いずれの部門でも増収を確保した。  業績予想は変更していない。14年9月中間期では、売上高3024億円(前年同期比39.9%増)、経常利益1271億円(同60.6%増)、純利益856億円(同70.9%増)を計画している。  24日終値は85円高の1万7460円。(編集担当:宮川子平)
ファナックは24日引け後、15年3月期第1四半期の連結決算を発表した。
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2014-07-24 15:15