信越化の1Q営業益は6.8%増、通期予想も開示

 24日引け後、信越化学工業 <4063> が今3月期の第1四半期業績を発表した。  1Qの売上高は前年同期比8.7%増の2945億3300万円、営業利益は同6.8%増の486億4200万円となっている。  シリコーン事業が自動車や化粧品向けの需要拡大などから2割を超える増収となり、機能性化学品事業もセルロース誘導体の堅調もあり2ケタ増収。子会社信越ポリマー <7970> における自動車用入力デバイスの堅調なども寄与したという。  また、同社は未定としていた9月中間期・通期の業績予想を開示。中間期は売上高5900億円(前年同期比3.1%増)、営業利益は940億円(同1.9%増)を予想し、通期では売上高1兆1800億円(前期比1.2%増)、営業利益は1830億円(同5.3%増)を見通している。  信越化の24日の終値は、9円高の6354円。(編集担当:片岡利文)
24日引け後、信越化学工業が今3月期の第1四半期業績を発表した。
japan,company
2014-07-25 06:00