日本アパレル、韓国へ相次ぎ進出・・・第2のユニクロとなるか=韓国メディア

日本のSPA(アパレル製造小売業)ブランドが今年下半期に韓国市場に相次いで進出する。韓国で「第2のユニクロ」になるべく、日本で培ったノウハウを基に韓国市場の攻略を目指す。複数の韓国メディアが報じた。
アダストリアホールディングス傘下のトリニティーアーツは日本のSPAブランド「niko and...(ニコアンド)」を今月25日、ソウルの江南駅に1号店を構える。生活用品や衣類など様々な種類の商品を展開する予定。
同ホールディングス傘下のポイントも、女性ファッションブランド「ローリーズファーム」を韓国でオープンさせることを計画している。なお韓国・京郷新聞系列のメディアによれば、同ホールディングス傘下のアダストリアコリアは14年に「niko and...」を7−8店舗、「ローリーズファーム」を5−6店舗展開し、3年以内に2つのブランドで韓国の売上を年間1000億ウォン(約100億円)まで伸ばす計画だ。
また同報道によれば、ユニクロより低価格なカジュアル衣料品ブランドの「GU」も進出を控えている。ユニクロは韓国で好調な売上を見せており、韓国の業界内では「GU」の進出は韓国市場に少なからず影響力を与える可能性があるとみられている。
日本ブランドの相次ぐ進出を受け、韓国ファッション業界は戦々恐々としている。長引く内需低迷やファッション市場の飽和状態により、韓国で人気の3大SPAブランド(ユニクロ、H&M、ZARA)を除いては苦戦が続いているためだ。
韓国ファッション業界の関係者は、日本ブランドの相次ぐ進出は韓国消費者の選択の幅を広げるものだとしながらも、競争力が激化することで、国内ブランドは厳しい立場に追いやられるだろうと話した。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:123RF)
日本のSPA(アパレル製造小売業)ブランドが今年下半期に韓国市場に相次いで上陸する。韓国で「第2のユニクロ」になるべく、日本で培ったノウハウを基に韓国市場の攻略を目指す。複数の韓国メディアが報じた。。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-07-24 22:15