京都友禅が反落、1Qの営業益7割減を嫌気

 京都きもの友禅 <7615> が小幅反落。寄り付きで4円安の1010円まで売られた。  同社は24日引け後、今3月期の第1四半期決算を開示。売上高は34億8600万円(前年同期比12.4%減)となり、営業利益は1億3700万円(同70.5%減)、純利益は1億200万円(同65.7%減)に終わった。  呉服業界の市場縮小は歯止めがかかりつつあると見ているものの、「振袖」販売が消費増税後の反動減もあり、受注が30%超減少。厳しめに見積もっていた計画値をさらに下回る実績となった。人件費の増加も利益減の要因となっている。  同社は業績予想を据え置いており、営業利益は9月中間期では前年同期比38.4%減の6億8500万円と減益を見込むものの、通期では前期比2.2%増の20億7900万円と増益を計画している。(編集担当:片岡利文)
京都きもの友禅が小幅反落。寄り付きで4円安の1010円まで売られた。
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2014-07-25 09:15