信越化がもみ合い、9月中間期・通期の業績予想を開示
信越化学工業 <4063> が前日終値付近でもみ合い。39円高の6393円で寄り付いた後、一時は下げに転じ40円安まで売られたものの、再度プラス転換。上値をうかがっている。
同社は24日引け後、今3月期の第1四半期業績を発表し、未定としていた9月中間期・通期の業績予想を開示した。
1Qの売上高は前年同期比8.7%増の2945億3300万円、営業利益は同6.8%増の486億4200万円となっている。
シリコーン事業が自動車や化粧品向けの需要拡大などから2割を超える増収となり、機能性化学品事業もセルロース誘導体の堅調もあり2ケタ増収。子会社信越ポリマー <7970> における自動車用入力デバイスの堅調なども寄与したという。
中間期の業績予想は、売上高5900億円(前年同期比3.1%増)、営業利益は940億円(同1.9%増)を計画し、通期では売上高1兆1800億円(前期比1.2%増)、営業利益は1830億円(同5.3%増)を見通している。(編集担当:片岡利文)
信越化学工業が前日終値付近でもみ合い。39円高の6393円で寄り付いた後、一時は下げに転じ40円安まで売られたものの、再度プラス転換。上値をうかがっている。
japan,company
2014-07-25 10:00