ニュートンFCは変わらずで寄り最安値水準からの底上げを窺う、2ケタ増収益業績を見直し下げ過ぎ訂正

  ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング(ニュートンFC) <7169> (JQS)は、前日比変わらずの2555円で寄り付き、7月18日につけた上場来安値2483円からの一段の底上げを窺っている。同社は、8月8日に今年6月16日の新規株式公開(IPO)以来の初決算となる今3月期第1四半期(1Q)業績の発表を予定しており、これを先取り改めて今期業績の連続2ケタ増収増益を見直し、下げ過ぎ訂正買いが続いている。 ■8月8日の1Q決算で今期通期業績の連続2ケタ増収益増益を再確認   同社の株価は、6月16日に公開価格3320円でIPOされ、初値は公開価格を255円、7.6%下回る3065円でつけ、安寄りしたあと3450円と買い直されたものの、その後は公開価格を下回る展開が続いた。IPO時は、新興市場全般が波乱展開したことが響き、同社の公開株式数が73万2500株、資金吸収額が24億円強とやや大きかったことなども重なって不調な初値形成となった。   ただ同社の業績は、連続の2ケタ増収増益と好調に推移、今期業績も、売り上げ130億600万円(前期比24.9%増)、営業利益26億100万円(同18.1%増)、経常利益27億100万円(同20.7%増)、純利益15億6600万円(同16.7%増)と予想している。「医療保険」や「がん保険」などの「第三分野」の保険を扱う代理店事業では、29社の保険会社と代理店契約を締結して電話による保険募集活動を行っており、今期は、大量採用によって増加した営業人員の教育によって生産性の向上と規模拡大に取り組むことなどが寄与する。また、保険募集活動に従業員を派遣する派遣事業でも、派遣先企業の新規開拓、派遣先企業での一段の業務拡大を進めている。   8月8日のIPO後初決算となる今期1Q業績発表で、この好調な業績推移を確認することになり、先取りの動きを強めている。 ■PERは10倍台で「小さく産んで大きく育てる」展開に再発進   株価は、上場来高値3450円から2879円まで調整、いったん3085円まで持ち直したものの、上場来安値まで再調整し底上げ転換した。PERは10倍台と下げ過ぎを示唆しており、IPO株の投資セオリー「小さく産んで大きく育てる」通りに下値対応から3000円大台乗せ、公開価格奪回、上場来高値キャッチアップと大幅リバウンド、再発進する展開も有力視される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング(ニュートンFC)<7169>(JQS)は、前日比変わらずの2555円で寄り付き、7月18日につけた上場来安値2483円からの一段の底上げを窺っている。
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2014-07-25 10:00