タカラトミーの子会社で不適切な会計処理が判明、株価は続落
タカラトミー <7867> は続落し、朝方に51円安(8.69%安)の536円を付けた。子会社で不適切な会計処理が判明した。
24日引け後、子会社のタカラトミーエンタメディアが実態の伴わない取引を行っていたと明らかにした。タカラトミーグループ外の会社(A社)の代理人から指摘されたという。また、エンタメディア従業員からも「A社からの依頼で実態を伴わない取引を行った」との報告を受けた。
社内調査委員会によれば、エンタメディア社は12年4月以降、A社からの依頼でA社とその発注先企業との取引に介在するようになったが、これらの取引の大部分が資金融通を目的とした取引で、過去の連結決算で売上および原価として計上した金額の一部が適正に経理処理されていなかった可能性が高いという。
タカラトミーでは、連結財務諸表への影響について、累計として最大で売上高20億円程度の減額、税金等調整前当期純利益6億円程度の減額を想定している。(編集担当:宮川子平)
タカラトミーは続落し、朝方に51円安(8.69%安)の536円を付けた。子会社で不適切な会計処理が判明した。
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2014-07-25 10:45