芝浦は反落、第1四半期の赤字幅拡大を売り材料視

 芝浦メカトロニクス <6590> は反落し、朝方に23円安(6.95%安)の308円を付けた。24日引け後に15年3月期第1四半期の決算を発表し、赤字幅の拡大が売り材料視された。売上高は前年同期比3.3%減の66億500万円にとどまり、営業赤字は7億3600万円(前年同期は4億3300万円の赤字)、最終赤字は10億5700万円(同8億4800万円の赤字)だった。  液晶パネル前工程では大型パネル分野の新規設備投資があって受注が増加。半導体前工程でも主力の半導体WET装置の受注が伸びた。ただ、液晶パネル前工程および半導体前工程の売上は第2四半期に集中するため、売上高は前年同期を下回った。  業績予想は変更していない。14年9月中間期で売上高200億円(前年同期22.5%増)、営業利益6億5000万円(同4.6倍)、純利益4億円(同9.6倍)を見込んでいる。  株価は売り一巡後に下げ幅を縮小。日足チャートでは25日移動平均線を上回る水準まで持ち直している。(編集担当:宮川子平)
芝浦メカトロニクスは反落し、朝方に23円安(6.95%安)の308円を付けた。
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2014-07-25 13:30