ソニー3ヶ月ぶりに26週線抜く、第1四半期で赤字予想の純益改善なら昨年5月高値に挑戦も

  ソニー <6758> が週末、5月2日以来、約3ヶ月ぶりに週足チャートにおいて26週線を上回った。昨年5月の2413円を高値に今年2月には1514円まで下げていた。   週末は前日比49円高の1791円と26週線の1748円を上回り、「買い転換」した。   まもなく発表の第1四半期(4~6月)決算に対する期待があるものとみられる。前期に続き今期も2期連続で赤字見通しとなっている最終損益が、足を引っ張っているテレビ事業の収益改善によってどのていど上向くかが注目されている。   とくに、営業利益で今3月期が1400億円(前期264億9500万円)、来期2500億円(四季報予想)と好調見通しだけに最終利益が黒字化すれば1株利益の200円ていどは十分に見込めるとの期待となっている。   富士通、NECなども低迷した株価が生き返ったことから同様に同社株に対する見直し人気となっているようだ。   26週線を抜いたことで、先ず、4月の2030円が目標となろう。決算数字が好いということになれば昨年5月の高値2413円に挑戦が見込めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ソニー<6758>(東1・売買単位100株)が週末、5月2日以来、約3ヶ月ぶりに週足チャートにおいて26週線を上回った。
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2014-07-26 17:30