スポット金は反発

 先週末(25日)のスポット金は反発。終値ペースで1300.0ドルを上回ったが、週間では0.26%の下落となった。  ウクライナ問題をめぐるロシアと西側諸国の間依然として緊張の高まりが続いていることや、米国の好調な経済指標の発表が相次ぎ、安全資産としての魅力が低下したことが背景となった。米商務省が25日発表した6月の耐久財受注額(季節調整済)は、前月の改定値から0.7%増加した。増加率は市場予測を上回り、2カ月ぶりに増加した。  25日のNY原油先物9月限は反発した。NY序盤一時下落したものの、その後上昇に転じ、102.08ドルで引けた。  ウクライナで戦闘が続いていること及びロシアと米国の関係悪化を受け、原油供給に対する懸念が台頭した。ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、親ロシア派の武装集団の妨害によって国際的な調査が遅れるなか、ウクライナ政府は、親ロシア派が拠点とする都市への攻勢を強めていると発表し、今後、戦闘がさらに激化することが懸念されます。(情報提供:東岳証券株式会社)
先週末(25日)のスポット金は反発。終値ペースで1300.0ドルを上回ったが、週間では0.26%の下落となった。
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2014-07-28 11:30