高純度化は続伸、第1四半期は営業益37.3%増

 日本高純度化学 <4973> は続伸し、前場は75円高(3.48%高)の2232円を付ける場面があった。後場も高値圏で推移している。25日引け後に発表した15年3月期第1四半期の決算で大幅増益を確保したことが買い材料視されたようだ。  売上高は前年同期比6.5%減の23億3900万円、営業利益は同37.3%増の3億1500万円、純利益は同33.1%増の2億4000万円だった。  新型スマートフォンのマザーボード用薄膜無電解金めっき薬品やマイクロコネクター用硬質ジェット金めっき薬品の販売量が増加。パソコンも新型OSの導入に伴う機種更新などにより、半導体パッケージ用純金めっき薬品やリジッドおよびフレキ基板用硬質金めっき薬品の販売が増加した。  業績予想は据え置いており、14年9月中間期で売上高44億円(前年同期比12.2%減)、営業利益4億円(同26.7%減)、純利益2億8000万円(同26.3%減)を見込んだ。(編集担当:宮川子平)
日本高純度化学は続伸し、前場は75円高(3.48%高)の2232円を付ける場面があった。
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2014-07-28 13:00