サーティワンがもみ合い、6月中間期は営業赤字も下期の挽回に期待

 B―R サーティワン アイスクリーム <2268> の28日の株価は、前日終値で寄り付いたあと、後場に15円高の4175円まで買われるなどもみ合いとなっている。  同社は25日引け後、今12月期の6月中間期業績を発表。中間期の売上高は85億3000万円(前年同期比8.6%減)となり、営業損益は200万円の赤字(前年同期は4億2100万円の黒字)、純利益は900万円(同96.3%減)に終わった。  同社は15日に中間期業績予想を下方修正し、従来計画から売上高を10億円近く減額、営業損益は4億1000万円の黒字予想から赤字に引き下げている。前年同期に新商品発売で売上を急拡大した反動や、6月のキャンペーン内容変更、2月の大雪などが影響したという。  通期の業績予想も15日に下方修正済であり、売上高が前期比5.0%減の195億円、営業利益は同37.4%減の12億3000万円、純利益は同34.5%減の7億4000万円を計画している。  中間決算発表による悪材料出尽くし感や、直近の気温上昇で同社業績の挽回期待が高まったこともあり、28日は買いに転じる場面も見られている。(編集担当:片岡利文)
B―R サーティワン アイスクリームの28日の株価は、前日終値で寄り付いたあと、後場に15円高の4175円まで買われるなどもみ合いとなっている。
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2014-07-28 13:15