JSRは後場下げ幅拡大、第1四半期の2ケタ減益を売り材料視

 JSR <4185> は28日午後1時に発表した15年3月期第1四半期の決算を嫌気した売りが優勢となって下げ幅を拡大し、66円安(3.71%安)の1715円を付ける場面があった。  売上高は前年同期比4.7%増の960億6900万円と増収を確保したが、営業利益は同12.7%減の81億3100万円、純利益は同21.9%減の53億7300万円と2ケタ減益だった。エラストマー事業部門では定期修繕費用などのコストが増加。合成樹脂事業部門は中国向け需要の回復で売上が伸びたものの、原料価格上昇などで採算が悪化した。  業績予想は変更していない。14年9月中間期では売上高2000億円(前年同期比5.9%増)、営業利益170億円(同4.7%減)、純利益120億円(同8.7%減)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
JSRは66円安(3.71%安)の1715円を付ける場面があった。
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2014-07-28 13:45