『21世紀の資本論』=広木隆
トマ・ピケティ著『21世紀の資本論』が爆発的に売れている。英語版(原書はフランス語)で700ページ近いハードカバーであるにもかかわらず、40万部を超えるベストセラーになっている。
同書の主張は明快である。貧富の差は拡大する。富めるものはより豊かになり、格差がますます広がる。富裕層が所得と富を独占し中産階級は没落していくというのである。
それはなぜか。理由もまた明快に示されている。資本収益率をR 、経済成長率をG とすると、…
(執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
トマ・ピケティ著『21世紀の資本論』が爆発的に売れている。英語版(原書はフランス語)で700ページ近いハードカバーであるにもかかわらず、40万部を超えるベストセラーになっている。
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2014-07-28 17:30