太洋工業が急反発し新高値、通期純利益予想の上方修正を買い材料視
太洋工業 <6663> は急反発し、22日の年初来高値を更新。午前9時18分には75円高(30.61%高)の320円を付けた。28日引け後に発表した14年12月期業績予想の修正で、通期の純利益予想を1700万円から7800万円(前期は1億800万円の赤字)に増額したことが買い材料視されたようだ。保険解約に伴う営業外収益の発生を想定しているという。
一方、6月中間期の売上高は23億4300万円から19億3000万円(前年同期比3.5%増)、営業赤字は500万円から4500万円(前年同期は8800万円の赤字)、最終赤字は2800万円から3200万円(同8000万円の赤字)に修正。通期の売上高は48億3300万円から41億9300万円(前期比8.9%増)、営業利益は5400万円から100万円(前期は1億2500万円の赤字)に引き下げている。
新規顧客獲得が想定通りに進ちょくしなかったほか、スマートフォンの普及によるコンパクトデジタルカメラ市場の縮小が売上に響いた。(編集担当:宮川子平)
太洋工業は急反発し、22日の年初来高値を更新。午前9時18分には75円高(30.61%高)の320円を付けた。
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2014-07-29 09:30