「融資返済」のために借金をする中小企業が増加傾向=中国メディア

 中国でローンや融資を返済するうえで借金をする中小企業が増えていることについて、中国銀行業監督管理委員会(中国銀監会)は24日に文章を発表し、中小企業の融資コストが高止まりしている問題を解決すべきとの認識を示した。中国新聞社が報じた。  記事は、「中国の中小企業が銀行から融資を得ることは簡単なことではない」とし、中小企業の多くが銀行から受けた融資を返済し、新たに融資を申し込むにあたって、当面の資金を補うための“つなぎ”として高利貸しに手を出していると紹介。  続けて、信用保証会社や消費者金融、さらには非合法の高利貸しといった民間金融から資金を調達している中小企業が多いことを伝え、こうした資金調達における利息は年利20-30%を超えるケースが多いと報じた。  こうした中小企業の現状と対策として、中国銀監会は23日、「融資返済後も新たな融資を必要としている中小企業に対し、条件を満たしている場合はすぐに融資を行うように」との内容で銀行に通知を出したと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国でローンや融資を返済するうえで借金をする中小企業が増えていることについて、中国銀行業監督管理委員会(中国銀監会)は24日に文章を発表し、中小企業の融資コストが高止まりしている問題を解決すべきとの認識を示した。中国新聞社が報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-07-29 09:45