きんでんは値上がり率上位、第1四半期決算を買い材料視

 きんでん <1944> は急反発し、朝方には87円高(8.09%高)の1162円まで上昇。後場も高値圏を維持しており、東証1部では値上がり率上位となっている。28日引け後に発表した15年3月期第1四半期の決算を好感した買いが優勢となった。  売上高は前年同期比3.8%減の918億4100万円にとどまったが、営業利益は同12.6%増の23億8000万円、純利益は同26.5%増の14億8700万円だった。コスト削減や受注環境の好転、原価低減努力などが業績に寄与した。また、復興特別法人税の廃止などで税金負担率が低下したほか、前年同期に比べて特別損失も減少したという。  業績予想は据え置いた。14年9月中間期では売上高2220億円(前年同期比0.8%増)、営業利益87億円(同5.9%増)、純利益56億円(同17.5%増)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
きんでんは急反発し、東証1部では値上がり率上位となっている。
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2014-07-29 13:30