住友電設が後場一段高、中間期業績予想を上方修正、減益幅縮小へ
住友電設 <1949> は29日午後1時に15年3月期第1四半期の決算を発表し、同時に14年9月中間期業績予想を上方修正。株価は上げ幅を拡大し、一時175円高(15.00%高)の1342円を付けた。日足チャートでは200日移動平均線に達したものの、その後は伸び悩んでいる。
第1四半期の売上高は前年同期比15.2%減の291億2100万円、営業利益は同16.1%減の15億5600万円と減収減益だった。送電工事の独占禁止法違反により、国土交通省から90日間(4月25日―7月23日)の営業停止処分を受けたことで受注高、売上高が前年同期を下回った。
ただ、工事の進ちょくや手持ち工事の採算改善、経費の削減が計画よりも進んだため、中間期の売上高を620億円から650億円(前年同期比12.0%減)、営業利益を24億円から32億円(同31.7%減)、純利益を13億円から19億円(同29.2%減)に引き上げた。通期業績予想は修正していない。(編集担当:宮川子平)
住友電設は29日午後1時に15年3月期第1四半期の決算を発表し、同時に14年9月中間期業績予想を上方修正。
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2014-07-29 13:45