ガンホー、6月中間期営業益は19%増、中間配当は無配継続
ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が29日引け後、今12月期の6月中間期決算を発表した。
中間期の売上高は943億3300万円(前年同期比26.4%増)、営業利益は537億7200万円(同19.1%増)、純利益は320億9200万円(同13.9%増)で着地した。
同社は業績予想を開示しておらず、市場予想と比較すると、売上高は30億円超下回ったものの、営業利益は15億円程度上回っている。
主力ゲームの「パズル&ドラゴンズ」が好調を維持しており、各種イベントなどでゲームブランドの確立を目指している。また、2月にサービスを開始した「サモンズボード」は4月1日に100万ダウンロードを達成しているという。
また、未定としていた6月中間期配当は、「新規ゲーム開発、研究開発およびM&Aを含めた積極的な先行投資を機動的に実施するため」に内部留保の充実を図る目的もあり、前期に続いて無配と発表された。期末配当予想は未定としている。
ガンホーの29日の終値は14円安の605円。同社株は6月10日に770円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが29日引け後、今12月期の6月中間期決算を発表した。
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2014-07-29 15:30