ダイキアクシスは環境関連の成長株として、評価が高まる

  ダイキアクシス <4245> (東2)は、昨年12月19日に東証券取引所市場第二部に上場したはかりのニューフェース。上場当日は公募価格1300円に対し、1351円と比較的穏健な水準でスタートを切った。翌日20日には1470円まで買い進まれたが、その後は利食いが先行し、やや調整含みの動きとなっている。   しかし、真の「環境創造開発型企業」を目指している同社にとって、環境重視の風潮が強まる今の社会情勢は、強い追い風となる。今後、業績は期を追って上昇する方向が予想される。今のPBR1.1倍、PER10.4倍、配当利回り2.5%という投資指標は、株価が実態に比べ、大きく出遅れていることを示している。見直し人気が回ってくるのは時間の問題となりそう。   同社は、環境機器関連事業と住宅機器関連事業を2本柱に事業を展開している。環境機器関連事業では、浄化槽をはじめとする各種水処理設備を製造・施工・販売し、維持管理も行う。住宅機器関連事業は、住宅関連商材、教育関連施設商材の販売と内外装工事を手掛ける。一般住宅やマンション向けシステムキッチン、トイレ、ユニットバスを地場建築業者、ハウスメーカーなどに販売。体育館のフロアー、プールなどの教育関連施設、農業用温室などは、行政官庁からの受注にも対応している。   前2013年12月期の第3四半期累計決算は売上げ211億9400万円(前年同期比7.2%増)、営業利益4億700万円(同73.0%増)と大幅増益を確保。通期についても売上げ288億円(前期比5.9%増)、営業利益5憶1400万円(同51.7%増)が見込まれている。   その他事業は、廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料の製造、販売を行う一方、ボトルウォーターの製造、宅配事業(クリクラ事業)も手掛けている。このほか、小型風力発電事業にも参入するなど、環境関連の成長株として、市場の評価が着実に高まってい存在だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ダイキアクシス<4245>(東2)は、昨年12月19日に東証券取引所市場第二部に上場したはかりのニューフェース。
economic
2014-01-06 10:15