日精工が15年3月期業績予想を上方修正

 日本精工 <6471> は29日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表した。  14年9月中間期の売上高を4440億円から4600億円(前年同期比11.2%増)、営業利益を330億円から410億円(同42.6%増)に引き上げ、通期では売上高を9100億円から9260億円(前期比6.2%増)、営業利益を750億円から830億円(同22.0%増)に上方修正した。また、配当も中間期・期末ともに従来予想の10円から12円に修正し、年間24円(前期は20円)とした。  国内では消費税率引き上げの影響が限定的で、軸受および自動車部品の需要が期初の想定を上回って推移。海外では中国を中心に産業機械向けや自動車向けが堅調だった。収益体質改善の効果もあったという。  なお、第1四半期の売上高は前年同期比11.9%増の2293億700万円、営業利益は同59.1%増の203億9500万円だった。  29日終値は25円高の1371円。(編集担当:宮川子平)
日本精工は29日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-07-29 16:15