コマツの第1四半期は営業益21%増、北米・欧州・中近東で需要堅調

 コマツ <6301> は29日引け後、15年3月期第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比1.1%増の4602億2100万円、営業利益は同21.1%増の634億7800万円、純利益は同1.1%増の376億8300万円だった。いずれも市場コンセンサスを上回っている。  建設機械・車両部門では、北米、欧州、中近東などで一般建設機械の需要が堅調に推移し、鉱山機械の需要低迷や中国の需要減少をカバー。円安が進んだことも寄与した。産業機械他部門では、自動車業界を中心とした設備投資に支えられ、板金・鍛圧機械の販売が伸長した。  通期業績予想は、売上高1兆8800億円(前期比3.8%減)、営業利益2430億円(同1.0%増)、純利益1540億円(同3.5%減)と従来計画を据え置いている。  29日終値は36.5円高の2350.5円。(編集担当:宮川子平)
コマツは29日引け後、15年3月期第1四半期の決算を発表した。
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2014-07-29 16:45