[ベトナム株]ジェトロ、日越裾野産業フォーラムを設立

  日本貿易振興機構(ジェトロ)ホーチミン事務所とホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)は2014年7月25日、同市及び周辺地域における裾野産業の発展に向け、「日越裾野産業フォーラム」の設立を発表した。同日、ホーチミン市にて協力覚書の調印が行われている。   HEPZAによると、現在ホーチミン市には371社の裾野産業企業があり、うち47.38%が工業団地内に工場を構えている。しかし、未だに旧式の機械や技術を用いているため、品質や価格など、市場の需要を満たせていないという。こういった状況を受け、同フォーラムは、ジェトロと同市が協力し て裾野産業の発展に寄与し、日越の経済関係を強化していくことを目的としている。   ジェトロ・ホーチミン事務所の安栖宏隆所長によると、同フォーラムは交流会やセミナー、会議の場を定期的に設け、技術や品質管理、人材育成に関する講習会などを開催する。これにより、◇裾野産業企業間の交流、◇ビジネスマッチング、◇技術・ビジネス・技術移転・人材育成に関する情報交換などを促進していく。また、自治体と企業間の連携強化も目指すという。   HEPZAのブー・バン・ホア委員長は、今回の日越裾野産業フォーラムの設立が極めて有意義なものであることを強調した。国内の裾野産業企業が自社製品の品質を向上させ、国内調達率を引き上げることで、工業分野の更なる発展が期待されている。(情報提供:VERAC)
日本貿易振興機構(ジェトロ)ホーチミン事務所とホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)は2014年7月25日、同市及び周辺地域における裾野産業の発展に向け、「日越裾野産業フォーラム」の設立を発表した。同日、ホーチミン市にて協力覚書の調印が行われている。
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2014-07-29 18:00