ＳＢＳＨＤは後場に高値更新、業績予想を増額修正

　ＳＢＳホールディングス <2384> は後場にプラス圏へ浮上。前場は小幅安で推移したが、後場は買い気配スタート。午後０時４３分に４１円高（６．１５％高）の７０８円で寄り付き、２８日の年初来高値を上回った。３０日前引け後に発表した１４年１２月期業績予想の上方修正が好感された。 　６月中間期の売上高を６３０億円から６５０億円（前年同期比５．２％増）、営業利益を１１億円から１４億５０００万円（同２．１倍）、純利益を５億円から１７億５０００万円（同１１．７倍）に増額。通期は売上高を１３５０億円から１３７０億円（前期比３．６％増）、営業利益を４６億円から４８億円（同１５．９％増）、純利益を２５億円から３５億円（同２．２倍）に引き上げた。 　消費税率引き上げ前の駆け込み需要で３月までは荷量が大幅に増加。４月以降の反動減も限定的だった。また、保有していたオフィスビルを資産ポートフォリオの入替策の一環として４月に売却したため、特別利益を計上している。 　中間期の決算は８月８日に正式発表する予定。（編集担当：宮川子平）