川重が9月中間期の純利益予想を増額
川崎重工業 <7012> が30日午後1時に、今3月期の9月中間期と通期の業績予想を修正。株価は発表直後に9円高の412円まで買われた。
中間期業績では、売上高6500億円(前年同期比9.2%増)、営業利益220億円(同18.0%減)は修正しなかったものの、純利益を85億円から125億円(同3.8%減)に大幅増額。通期予想についても、売上高・営業利益・経常利益は従来予想を据え置き、純利益を410億円から425億円(前期比10.0%増)に上積みしている。
持分法適用会社において、採算の良い案件が想定よりも上期に集中することが中間期の修正要因となった。通期予想では、通年における変動は限定的であることから、経常利益は従来予想を据え置いたものの、税効果の見直しなどもあり純利益を15億円増額している。
為替レートは、1ドル=100円、1ユーロ=135円を前提としている。
同社の第1四半期業績は、売上高が前年同期比7.6%増の3041億5400万円、営業利益は同34.9%減の109億400万円となり、純利益は同20.4%増の54億1600万円で着地した。(編集担当:片岡利文)
川崎重工業が30日午後1時に今3月期の9月中間期と通期の業績予想を修正。株価は発表直後に9円高の412円まで買われた。
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2014-07-30 13:30