ＭＣＪが後場急動意、今期の業績・配当予想を上方修正、営業増益予想に転じる

　ＭＣＪ <6670> は３０日午後１時に発表した１５年３月期業績および配当予想の上方修正が好感されて急動意。６２円高（２４．０３％高）の３２０円まで上昇し、１月１０日の年初来高値を上回った。 　１４年９月中間期の売上高を４２２億５１００万円から４９６億７５００万円（前年同期比１３．７％増）、営業利益を１１億７０００万円から２６億３４００万円（同８３．０％増）に修正。通期では売上高を８９４億９６００万円から９７１億７１００万円（前期比６．６％減）、営業利益を３３億８０００万円から４１億３５００万円（同１．８％増）に上方修正した。 　米マクロソフト社の「ウインドウズＸＰ」のサポート終了に伴うパソコンの買い替え需要が旺盛で、利益率の高い高価格帯製品の販売が堅調に推移。消費税率引き上げに伴う買い控えの影響も想定ほど顕著には生じていないという。 　期末一括配当は従来予想の６円５５銭から８円４８銭（前期は５円４６銭）に引き上げた。（編集担当：宮川子平）