日軽金ＨＤは上げ幅拡大、中間期業績予想を上方修正

　日本軽金属ホールディングス <5703> は上げ幅を広げ、午後２時７分に８円高（４．７１％高）の１７８円を付けた。３０日午後２時に１５年３月期第１四半期の決算を発表し、同時に１４年９月中間期業績予想を上方修正した。 　第１四半期の売上高は前年同期比４．２％増の９８８億６７００万円、営業利益は同４３．２％増の３９億円だった。消費税率引き上げの影響は比較的小さく、アルミ製品の需要が総じて堅調に推移。同社ではトラック架装が好調に推移したほか、化成品、板・押出製品部門でも出荷が増加した。 　中間期業績予想の売上高は２０００億円（前年同期比３．１％増）を据え置いたが、営業利益を６５億円から７０億円（同３６．２％増）、純利益を３０億円から３５億円（同２．１倍）に引き上げた。通期業績予想は修正していない。（編集担当：宮川子平）