山喜が一時ストップ高、ＣＨＯＹＡの一部事業取得を後場に発表

　山喜 <3598> が朝方から小幅高で推移した後、後場に入り急伸。午後１時５２分に８０円ストップ高（３３．８％高）となる３１７円を付けた。 　同社は３０日の午後１時４０分に、シャツ専業メーカーのＣＨＯＹＡの一部事業を買収すると発表。同時に今３月期の業績予想を修正し、材料視された。 　ＣＨＯＹＡの買収は３０日付の日本経済新聞に報じられ、山喜株の前場の小幅高要因となっていた。午後の正式発表によれば、山喜はＣＨＯＹＡの一部事業を取得。親会社の日清紡テキスタイルから株式を譲受し、譲渡日程は事業により１１月１日と１５年２月１日を予定しているという。売却価格などは後日開示する。 　この買収により、山喜では今１５年３月期の業績予想を修正。売上高は従来予想の１７０億円から１７２億円（前期比３．７％増）に上積みし、営業利益は１億６０００万円から１億９０００万円（前期の２．１倍）に、純利益は１億円から１億８０００万円（同９５．７％増）に増額している。（編集担当：片岡利文）