日経平均終値は28円高、ホンダが上昇、マクドナルドは軟調
30日の日経平均株価終値は、28円16銭高の1万5646円23銭と4日続伸。
前日のNYダウが70ドル安と反落した一方、外国為替市場で円安基調が進んだこともあり、日経平均は1円安の1万5616円で寄り付き。その後は一時24円安まで売られる場面があったものの、すぐにプラス圏に戻し、後場は小幅高でのもみ合いに終始した。
個別では、4―6月期の純利益が6.4倍に拡大したエイチ・ツー・オー リテイリング <8242> が急騰。自己株取得や株式分割が材料視されたオイレス工業 <6282> や、業績予想と配当予想を上方修正したMCJ <6670> 、通期業績予想を上方修正した日本精工 <6471> 、1Qの純利益が56%増となった新生銀行 <8303> などが大幅高となった。
1Q営業利益が市場コンセンサスを大幅に上回ったホンダ <7267> や、北欧の幹細胞企業の買収を発表したタカラバイオ <4974> 、4―6月期の純利益が大幅拡大した日立金属 <5486> も強い動きをみせている。
一方、今12月期業績予想を未定に変更した日本マクドナルドホールディングス <2702> が急落したほか、4―6月期営業利益が45%減となったLIXILグループ <5938> 、4―6月期純利益が23%減の日清製粉グループ本社 <2002> などが軟調となった。
業種別では、ノンバンク、精密機器、非鉄金属、自動車、銀行株などが買われ、空運、鉱業、建設、陸運株などが弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
30日の日経平均株価終値は、28円16銭高の1万5646円23銭と4日続伸。
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2014-07-30 15:00