フェンオール、中間期は計画上ブレで増益確保
日本フェンオール <6870> は30日引け後、14年6月中間期の決算を発表した。売上高は前年同期比9.2%増の100億1300万円、営業利益は同16.5%増の9億300万円、純利益は同9.0%増の5億7200万円で着地し、従来の減益予想が一転した。
ガス消火設備や特殊防災設備を中心に積極的な営業を展開したSSP部門で受注高と売上高が伸びたほか、プリント基板の実装と組立が主体のPWBA部門では円安や香港子会社の売上増が寄与。メディカル部門は主力製品の人工腎臓透析装置の出荷減少で減収になったものの、受託開発に係る売上で利益率の高い売上高が多かったという。
通期業績は売上高194億9700万円(前期比2.2%増)、営業利益14億9600万円(同14.6%増)、純利益9億2100万円(同5.4%増)と従来計画を据え置いた。
30日終値は24円安の1483円。(編集担当:宮川子平)
日本フェンオールは30日引け後、14年6月中間期の決算を発表した。
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2014-07-31 06:00