任天堂、第1四半期は営業赤字幅が拡大、業績予想は据え置き

 任天堂 <7974> は30日引け後、15年3月第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比8.4%減の746億9500万円にとどまり、営業赤字は94億7000万円(前年同期は49億2400万円の赤字)に拡大。最終赤字は99億2400万円(同86億2400万円の黒字)となった。  製品別では、据置型ゲーム機「Wii U」の販売台数が海外を中心に前年同期を上回ったが、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売台数は伸び悩んだ。地域別では、欧米で増収だったものの、日本での売上高が前年同期を下回っている。固定費を含む販売費および一般管理費は増加した。  通期業績予想の売上高5900億円(前年同期比3.2%増)、営業利益400億円(前期は464億2500万円の赤字)、純利益200億円(同232億2200万円の赤字)は据え置いた。  30日終値は80円安の1万2325円。(編集担当:宮川子平)
任天堂は30日引け後、15年3月第1四半期の決算を発表した。
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2014-07-30 17:00