新明和が9月中間期予想を大幅増額、営業増益に転換
30日引け後、新明和工業 <7224> が今3月期の9月中間期業績予想を上方修正した。
中間期の売上高を820億円から840億円(前年同期比15.8%増)に増額。営業利益は25億円から40億円(同0.8%増)の増益予想に転じ、純利益は16億円から25億円(同10.6%減)に上積みしている。
海外民間航空機向け機体コンポーネントの売上計上時期が前倒しになったほか、為替の円安進行も寄与しているという。
通期業績予想は従来計画を変更しておらず、売上高は1820億円(前期比4.6%増)、営業利益は85億円(同21.8%減)を見通した。
新明和の今期の第1四半期業績は、売上高が前年同期比18.7%増の379億200万円、営業利益は同68.5%増の20億1900万円で着地した。特装車セグメントの受注増、ボーイング社向け主翼スパーの納入機増などが寄与している。
新明和の30日の終値は14円安の912円。同社株は4月2日に980円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
30日引け後、新明和工業が今3月期の9月中間期業績予想を上方修正した。
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2014-07-30 17:45