日空ビルは連日で年初来高値更新、旅客数増で第1四半期はV字回復

 日本空港ビルデング <9706> は急反発し、連日で年初来高値を更新した。午前10時30分には225円高(6.91%高)の3480円を付けている。  30日引け後に発表した15年3月期第1四半期の決算で大幅増益を確保し、V字回復したことが好感された。売上高は前年同期比12.8%増の390億3500万円、営業利益は同3.0倍の23億8900万円、純利益は同5.6倍の18億6900万円だった。  家賃収入は減少したものの、航空旅客数の増加などで国内線旅客取扱施設利用料収入が増加し、施設利用料収入が前年同期を上回り、羽田空港国際線旅客ターミナルビルの業務受託収入やエアポートラウンジ収入も増加した。物品販売業でも、訪日外国人旅客数の増加などを背景に、国際線売店売上および国内線売店売上が増加した。  業績予想は据え置いた。14年9月中間期で売上高775億円(同6.9%増)、営業利益41億円(同34.7%増)、純利益20億円(同6.3%増)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
日本空港ビルデングは急反発し、連日で年初来高値を更新した。午前10時30分には225円高(6.91%高)の3480円を付けている。
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2014-07-31 10:45