KIMOTOは一時ストップ安し値下がり率トップ、業績・配当予想を下方修正
KIMOTO <7908> は続急落し、一時80円ストップ安の305円を付けた。午前11時時点では全市場をあわせて値下がり率トップとなっている。30日引け後に発表した15年3月期業績予想の下方修正で大幅な減益予想に転じたことが嫌気され、失望売りを浴びた。
14年9月中間期の売上高を109億円から85億2000万円(前年同期比26.2%減)、営業利益を13億円から3000万円(同98.3%減)に修正。通期では売上高を230億円から193億円(前期比11.1%減)、営業利益を32億円から7億9000万円(同67.7%減)に引き下げ、従来の増益予想が一転した。また、配当予想も下方修正。中間期を4円から2円、期末を5円から3円にそれぞれ減額し、年間5円(前期は実質8円50銭)とした。
スマートフォンやタブレットPC向けタッチパネル用ハードコートフィルムの販売や工程用粘着フィルムの販売が急激に減少した。下期も厳しい状況が続く見通し。
なお、第1四半期の売上高は前年同期比28.0%減の42億1400万円にとどまり、営業損益は1600万円の赤字(前年同期は8億5700万円の黒字)に転落した。(編集担当:宮川子平)
KIMOTOは続急落し、一時80円ストップ安の305円を付けた。
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2014-07-31 11:00