トクヤマは後場一段高、利益予想の上方修正を好感

 トクヤマ <4043> は後場一段高。午後0時33分に25円高(7.27%高)の369円を付けた。31日引け後に15年3月期第1四半期の決算を発表し、同時に中間期および通期の利益予想を上方修正したことが好感された。  14年9月中間期で、営業利益を75億円から100億円(前年同期比28.0%増)、純利益を30億円から60億円(同32.8%増)に増額し、15年3月期(通期)の営業利益を165億円から185億円(前期比8.7%減)、純利益を65億円から95億円(同7.0%減)に引き上げた。売上高は中間期・期末とも小幅に下方修正したが、利益ベースでは費用削減などの収益改善への取り組みが奏功し、従来計画を上回る見通し。  第1四半期の売上高は前年同期比10.6%増の712億1500万円、営業利益は同79.9%増の55億7900万円、純利益は同76.5%増の35億7500万円だった。(編集担当:宮川子平)
トクヤマは後場一段高。午後0時33分に25円高(7.27%高)の369円を付けた。
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2014-07-31 12:30